どもです、やまぐちです。2005-2006シーズンのPOG指名理由を書いたんでアップします。サラブレを買いそびれたもんで、指名に使ったのはTARGETオンリーでした。
 ちなみに、私のPOG基本戦略は「馬名決定馬重視」。いつまで経っても指名馬がデビューしないって悲しいんで、それを避けるためのものです。やっぱゲームなので最低限の参加意識は持ちたいっすから。また、やるからには勝ちたいんで、「関西馬優先」ってのもあります。
 あとは「調教師重視」。POGだけに思い入れを込めた指名をしたい部分もあって、それだけに「いつまで経っても金子が乗ってる」とかだと悲しいっすから。ねえ。


 昨日も書いたと思うんですが、私が参加させてもらっているPOG大会のルールは「1人10頭持ち」「同一種牡馬の指名は2頭まで」というものです。以下、そのシバリで指名した10頭についての指名理由を。


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1位 テューダーローズ 牡 橋口厩舎
  父サンデーサイレンス 母ロゼカラー 母父Shirley Heights


 ローゼンクライツの下です。この牝系は好きなので1位決定っす(ちなみに10位も同牝系)。2002-2003シーズンでは5位でヴィータローザ(母ローザネイ)を持ってたんですが、「集計期間内に新馬・未勝利で3着6回」とか、「集計期間終了直後のラジ短勝ち(秋にはセントライト記念も勝った)」など、ネタ満載な馬でオイシかった記憶アリです。この馬は(も)本気で期待しているんで、ぜひとも横山典弘でダービーを勝って欲しいものです。



2位 コウエイノホシ 牡 山内厩舎
  父チーフベアハート 母ダンツブライアン 母父ブライアンズタイム


 山内のロベルトで検索をかけたんですが見つからず、母父ブライアンズタイム(以下BT)ってのがいたんで指名です。チーフベアハートは個人的に好きな種牡馬ってのもあります。スパルタ系の調教師に合っている配合だと勝手にイメージしたんで、山内ならどうにかってなモンです。何としてでも欲しかった馬の1頭なので、2位でいきました。



3位 サクラオールイン 牡 小島太厩舎
  父サンデーサイレンス 母サクラセクレテーム 母父Danzig


 近親にロードアルティマ(2002-2003シーズン6位指名馬)がいる、サンデーダンチヒの牡馬です。やっぱPOGって持ち馬を好きになりたいってのがあるんで、小島太でサクラなら「素直に応援できそう」というのもプラス。皐月賞で鞍上が外人にアタマ叩かれなきゃってトコです。



4位 エイシンバイキング 牡 藤原英厩舎
  父Seeking the Gold 母Eishin Austin 母父Seattle Slew


 数年前のPOG指名理由原稿で、「芝G1で通用するミスプロって母系にボールドルーラーが入っていることが多い」ってなネタを書きました。エルコンドルパサーヒシアケボノアグネスデジタルマイネルラヴなんかが当てはまるんですが、この馬も母系にボールドルーラーが入っているミスプロ。しかも関西馬エイシン。メッチャ素敵です。「母父シアトルスルーで父シーキングザゴールド」ってばシーキングザパールと同じ組み合わせ。ホームラン狙いの1頭です。



5位 ショウナンバラード 牝 大久保洋厩舎
  父Carson City 母サラトジャンナ 母父Saratoga Six


 父がCarson Cityの産駒ってばポジションワンがいて、好走が連続するイメージが強いっす。母父Saratoga Sixってアリダーで、「母父アリダー・父ミスプロ系」で思い浮かぶのはヒシアトラス。このことから、どんな状況でも大崩れせず食い下がるタイプの馬かもって感じがしたんで指名しました。自分の中で「ミスプロにはナスルーラ」ってのがあって、この馬はナスルーラクロスが入ってるトコもグーだったりします。



6位 アドマイヤライズ 牡 友道厩舎
  父クロフネ 母フローリッドコート 母父サンデーサイレンス


 この馬の祖母スプリングコートって、バクシンオーの下で父トニービン牝馬で、初めて参加したPOGで持ってた馬でした。そのスプリングコートにサンデーがつけられて産まれたフローリッドコート(要するにサンデー×トニービンで叔父がバクシンオー)が母で、父クロフネってのがこの馬の血統構成です。熱烈応援決定なので指名しました。



7位 ゲイルバニヤン 牡 池江泰厩舎
  父ブライアンズタイム 母バロネッセ 母父Theatrical


 自己紹介に書いたように、BT好きな私。すっかり砂種牡馬になってしまった感が強いBTなのですが、どうしても「最後の一発を見たい」という部分もあったんで、今年も2頭入れました。BTってばスパルタ系の調教師じゃないと仕上げられない=調教師を選ぶ種牡馬ってのはもう有名な話。藤沢和や伊藤雄からBTのG1馬が出ていないと書けばイメージできるんでしょうか。で、池江さんはノーリーズンを出してるんで大丈夫ってことで指名しました。母母父がブラッシンググルームってのも素敵です。



8位 マジックポー 牡 沖厩舎
  父ブライアンズタイム 母マジックキス 母父サンデーサイレンス


 母父サンデーなBTってロクな馬が出てないんですが、だからこその指名です。終焉間近な一流種牡馬って、それまでに大成功していない配合パターンから大物を出すってあるんで。……サンデーの話でいえば、トライアル止まりで有名な「母父リファール」からディープインパクトが出たり、G1では足りないとされていたスカーレット一族やファンシミン系からダイワメジャーアドマイヤマックスが出たり。なのでBTも母父サンデーで最後の一発があってもイイと思ったんで狙ってみました。マジックキスが好きな馬だったこともあります。沖厩舎なので「主戦:渡辺」が約束されているのも応援のしがいがあります。



9位 リリカルプロウズ 牝 音無厩舎
  父アドマイヤベガ 母エレガントプロウズ 母父アンバーシャダイ


 サンデー×トニービンな父で、母はアンバーシャダイ×クラフティ。近親にニューベリーレニングラード兄弟がいる素敵な配合です。勃起モンです。この配合だと「体が小さい」という心配があって、その点だけが気掛かりです。440くらいあればいいなあ。ま、この馬に関してはPOG期間内に走れなくてもOKです。おじさんはキミが引退するまで応援するよ(愛)。



10位 ヤマニンファビュル 牝 池江泰厩舎
  父エアジハード 母マダニナ 母父Sadler's Wells


 ローズ系一族の近親です(マダニナもローザネイも祖母「Riverqueen」)。1位指名のテューダーローズは、「Riverqueen」にリファール → シャーリーハイツと注入され最後にサンデーという配合。10位指名のヤマニンファビュルは、「Riverqueen」にブラッシンググルーム → サドラーズと注入され、最後にエアジハード(=ユタカオー×ボールドルーラー)。テューダーローズと比べると少し重い(開花が遅い)という部分が心配なのですが、牝馬なので大丈夫だろうということで指名決定です。池江泰厩舎所属ってのも背中を押してくれます。


 以上です。