京都11R 洛陽S(芝1400外/1600万下)

 いつぞやの金満で田端さんが「フジキセキからバリバリのダート馬なんか出ないんで、ダートのOP特別を勝てるなら芝のOP特別でも通用する」みたいなマイルールを発表していた(確かニューベリーポートアイランドSの回顧)。


 「バリバリのダート馬なんか出ない」ってのは、バクシンオーにも言えること。準OPを2つ勝っているだけで(イダテンとスリーリバティの2頭が1つずつ)、砂戦だとOP以上の勝ち鞍ゼロってのがバクシンオーの正体。フジキセキ以上にダートが不向きな(根本的に芝向きの)種牡馬なので、「砂戦で掲示板確保可能な力があれば、同級の芝戦で前進を見込んでいい」と言っていいと思う。


 そんなわけでシンボリエスケープ本命。前走が砂の準OP4着なので、芝替わりの今回は着順を上げてくると見た。もともと自己紹介(100質)で「芝使え」として注目馬に挙げた1頭。京都外1400はスプリンターが動ける舞台だし、眼の手術明けでようやくリズムが戻ってきた上村なら不安なし。よくぞ芝を使ってくれたってことで、ここは単複ドン。

東京7R(ダ1600/3歳500万下)


◎ 15 セイカチューバ
○  1 ナイキウェルカム
△ 11 アイアムザスター
×  6 バレンソール
×  9 ヒカルウィッシュ

 本命はセイカチューバ。早めに動いて直線は止まるパターンの形から、もうひと脚を使った前走がグー。「自力型の差し馬」と判定した自分の眼を信じる。頭数増も外枠で相殺できるはず。最後の一歩が出ない血統なのでデザーモは合いそう。ってもバブルなので単勝負はしにくいんで連の目を引く。


 相手本線は1番ナイキウェルカム。ブログ砂金で管理人氏が書かれているようにトビが大きい馬なので、間違いなく府中は合う。休み明け好走後の中1なストームキャットなので手が出にくいが、動けそうな関西馬ってこの馬だけなので。


 11番アイアムザスターが3番手。リズムとしては4〜5着っぽい感じなんだけど、府中替わりが良さそうな馬なので。


 距離不安なものの府中向きと判定しているアフリート2騎(6番・9番)を押さえ。府中1600は合わないと見ている12番マッハジュウクンは関西馬だけど消す。券種は馬連で参加。


LAP 12.6-11.1-12.2-12.6-12.4-12.3-12.2-12.8


【レースの感想】
この日の府中砂は5鞍組まれており、逃げた馬が[2-0-2-1]。勝った2頭は1倍台の1番人気だったが、このレースを逃げて3着に粘ったアジャリは単勝30倍台。最終(1600m)も逃げた4番人気の馬が3着に残ったが、前後半800のラップは47.4-50.6の前傾。ただでさえ逃げ馬不利の府中ダ1600で、前後半3秒差のHペースなのに逃げた馬が3着に残れるのだから、この日の府中砂は「内から前から」な馬場だったと言えるはず。


◆1着 ×ヒカルウィッシュ・・・想像していた以上に対応力がある。福島ダ1700なら古馬相手の1000万でも足りちゃうかも。北海道なら、乱戦になりやすい函館より、のっぺりした札幌にマッチしそう。 ◆2着 ○ナイキウェルカム・・・好走後の中1週を懸念したが、適性で解決したという内容。大きなフットワークでもって体力で押すタイプなので、馬体が減らなかったのは良かった。頭数減の外枠で積極型な騎手が乗ったときがツボ。逆に、間隔詰めて馬体減とか小回りの内枠が消し頃。 ◆4着 ◎セイカチューバ・・・今日も出遅れ。ゲート難のある馬なので前半の位置が悪くなるのは織り込み済みだったが、勝負所でリワードレオンが邪魔で1頭分外を回る形になってしまった。この日の馬場で終始外々を回らされて4着なら悪くない内容。うまく育てば重賞でも勝負になる馬。チェック。 ◆12着 ×バレンソール・・・それなりのスタート切って2番手追走もダメダメ。強い弱い以前に、体調に問題あったかもと思わせる内容。参考外。 ◆14着 △アイアムザスター・・・思っくそ出遅れ。向正面で最後方追走では、この日の馬場ではノーチャンス。もう1回見たい。


 んと、以上です。腹減った。。。