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京都11Ｒ　洛陽Ｓ（芝1400外／1600万下）

◎　１０　アグネスラズベリ

　土曜の競馬でもっとも買いたいのは、京都メインのアグネスラズベリの単。何度も書いているが、京都外1400はスプリンターが動ける条件。1200を連勝中のテスコボーイ牝馬ってのがまず素敵だし、中京1200を差せるんだから京都外1400は大丈夫。ここ２走は勝ち方に余裕があり、走りを見るに重賞でも勝てる馬。準ＯＰのここは通過点のはず。シンボリエスケープとの対決が今から楽しみ。

　相手を選んでとも考えたが、どれも一長一短なので馬券はアグネスラズベリの単勝。

　結果マルカジークにクビ差辛勝。とはいえ、後傾ラップを外から自力で差して（２着のマルカジークは従だった）１分20秒３で走れたんだから、強かったっちゃ強かった。これでやっとＯＰ入り。
　「父６歳・母７歳時の産駒＝両親ともに若い時期に産まれた仔」なので活力はあるだろうし、母父トニービンな短距離馬って時点でもう楽しみで仕方ない。普通に育てば「高松宮記念なら」だろうし、うまく育てば「マイルチャンピオンシップでも」な感じ。
　一連のレースのスタートを注視するに「１歩目が遅い」んで、テスコボーイ特有の腰が甘さがあるはず。んでまた、ナスルーラまみれな血統構成からも「急坂よりも平坦でスピードの持続力を問われて強さを発揮する」なイメージでいい。これで体が小さければ好走範囲が狭まるんだが、幸いにしてデカい牝馬なので融通は利きそう。重賞でも通用するし、Ｇ１でも勝負になる馬。