【感想】
 バランスオブゲームに勝たれたと思った。勝春やるなあ。で、3着のサイレントウィットネスには拍手も拍手、大拍手。この挑戦は素敵だと思うし、馬もよく頑張っていた。欲を言えば、鞍上には小細工してほしくなかったという部分もある。この馬に対して私は何の思い入れもないが、真剣に応援していた地元のファンの中には「討ち死にが見たかった」とか「倒れるなら前のめりで」みたいなことを思う人がいるかも。それってスゲー結果論なんだけど、そんなふうに残念がる人の気持ちはわからないでもない。逃げて欲しかったなあ。

05年安田記念 ラップ
12.2-10.7-11.0-11.7-11.8-11.4-11.3-12.2


◆1着 アサクサデンエン・・・マイラーズカップを33秒台で差した脚はダテじゃなかった。ただ、それだけでG1は勝てないし、正直よくわからない。京都マイルが致命的マイナスにもならないだろうし、この先この馬とどう付き合えばいいんだ。 ◆2着 スィープトウショウ・・・ゆっくり追走して末を伸ばすのが合う馬だと思っていただけに、この2着はビックリ。最後方(流れの外)からの一気差しならともかく、それなりのペースを12番手追走から差して来るとは。ただ、好走のツボが広がったと見るとキリがなくなるんで、この馬に関してはこれからも「スローの追い込み馬」というイメージで付き合うつもり。 ◆3着 サイレントウィットネス・・・スプリンターズSに出て来たら本命にする。ボスとしてのプライドを私は感じたし、けっこう強い競馬をしていたんじゃないか。好きになった。回顧になってないけど。 ◆8着 ◎ ダイワメジャー・・・外から被せにかかる形じゃないと良さが出ないタイプなのかも。もし本当に多頭数内枠は向かないのであれば、気付いていなかった私の失敗。そう考えると、テンのポジション争いですぐ外の蛯名を前に出して、外に出せない形にしてしまったのが結果的に良くなかった。ただ、それはあくまで「結果的に」であり、柴田善臣は悪くない。そもそも、「馬群を割る形になってしまったから負けた」ってな仮定が合ってる保障ないし。馬の話に戻すが、皐月賞・ダービー卿と、高速の中山2戦で結果を出しているので「急坂向き」だとは今でも思っていない(時計が速くなるほど坂の意味が消えると私は思っている)。状態さえ良ければ毎日王冠あたりがツボと見た。 ◆11着 ○ オレハマッテルゼ・・・ちょっと前に行き過ぎたかなあという感もあるが、追われての反応が一瞬だったのは不満。敗因が反動なら、前走で身の丈以上に走ってしまった=格の限界ということになるが、その点に関しては保留。とりあえず疲労は心配なので、このまま休まずローカル重賞路線に進むようなら軽視するつもり。 ◆18着 ダンスインザムード・・・今に始まったことじゃないけど、それにしてもデザーモ追わなさ過ぎ。過怠金取ったらいいんだ。いや、直線ではもう目はなかったんで、流す気持ちはわかるけど。


 お祭り会場に書いたヤツのアップは今日でオシマイです。