中京12R(ダ1700/4歳上1000万下)


◎ 14 ウシュアイア
○  1 メイショウウーキー
▲ 13 タガノガムシャラ
△  2 クリアヴィジョン

 好走後のフサイチコンコルドに▲を打っているので語るのも何だが、人気になるであろうシャルルゲランはノータイムで消し。2走前も前走も「ズッポシ内が開いた」という奇跡的なレース。そうそういいことは続かないだろうし、そもそも「2番は利いても3番は利かない」ってのが競馬常識。引き続き武豊騎乗で売れるだけ売れれるようなら、楽しいレースになりそう。


 本命は一応ウシュアイア。べつにメイショウウーキー本命てもいいんで「一応」。バブルを頭から買えるコースだし同コースな4走前の指数で足りるメンバー相手だし、内田騎乗も心強いってのが根拠。変に間隔があいている点だけが不安なので、馬体重には注意しておきたい。


 メイショウウーキーも高評価。崩れた前走はブリンカー着用が裏目に出ただけの話だろうし、外す今回はまず大丈夫だと思う。ロングスパート戦になる中京1700は向くし、前走の凡走で1番人気にはならなさそうなのもオイシイ。問題は最内枠なのだが、無難な馬なので1つくらい不安材料があったほうが買いやすいと解釈する。


 手が動いてからが渋太いタガノガムシャラは、早めスパートになりやすい中京1700は合うクチなので買う。上位3頭がみんな先行馬なので、差し馬を1頭取りたいってんでクリアヴィジョンも拾う。


 馬券は、◎○の馬連をチョイ厚めで、◎▲、◎△、○▲、○△の馬連ってのが前日の段階での結論。シャルルゲランは勝たないんで、単勝オッズにも目を光らせておきたい。基本的には「◎と○、どっちが本命というワケではない」という買い目になりそう。


LAP 7.30-10.50-11.70-13.20-12.80-12.50-12.80-12.70-12.70
LAP 6.99-11.00-11.66-13.24-12.68-12.53-12.79-12.60-12.59


【レースの感想】
 このレースを最後に馬券を買ってなかったりする。そのくらいイヤな負け方をしたレース。回顧したところで何も残せないようが気もする。2着馬なんて未だに好走理由がワカランし。
 一応、2004年からこないだまでの「中京ダ1700における1000万条件の平均ラップ」を下に黒文字で付記してみた。念のため当日の風向きを調べたところ「向正面追い風・正面(S直後)向かい風」だったんで、それを考慮に入れるとけっこうな前傾(ただ、折れ線グラフ的に見てもそうそう特殊な流れになった感じはしない)。この流れをメイショウウーキーがまくって前を掃除したんで、ズブズブの差し決着になっておかしくない流れ。評価した先行馬は当然のように「揃って討ち死に」だったが、掃除された中にいたケイエススプリングの盛り返しは見事。以下、歯切れの悪い回顧。


◆1着 シャルルゲラン・・・流れに恵まれたと言えなくもないが、それにしても力が違うという勝ちっぷり。近走が「恵まれていただけじゃんか」とした私の目が節穴だったということ。母父からしぶとさを受け継いでいるのか。だとしたら上でも怖い。 ◆2着 ケイエススプリング・・・Hペースを1角〜2角で持ったまま先行。息が入らなかった前4頭とは違い向正面でペースを落とせたのが良かったのだろうが、それにしても……。母父がヴァイスリージェントだし、延長外枠がハマったとしておく。他の先行馬がまくられて失速した中、この馬だけ派手に失速しなかったあたりから、「淡々と自分の力だけは出して、あとは周りに聞いてくれ」ってタイプである可能性も。主従の従が見込める局面で要注意か。 ◆4着 クリアヴィジョン・・・Hペースに助けられた。そう考えると4着は不満。位置が後ろ過ぎたんで仕方ない部分もあるが。 ◆7着 ○メイショウウーキー・・・Hペースに付き合わず中団から早め早めに攻め上がる運び。まくったトコで終了したが、流れを考えると仕方ない。 ◆14着 ◎ウシュアイア・・・Hペースに巻き込まれた挙句メイショウウーキーに来られて終戦。 ◆12着 ▲タガノガムシャラ・・・◎に同じ。


 以上。