前回の続きです。年明け砂戦対策として、新たに明け4歳になる馬の中からチェック馬を探す作業もしております。以下は年明けに行ないます(やっぱりTARGET frontierを使います)。

 まずは、3歳時にダートの準OP以上の条件で連対した馬をすべて洗い出す作業から始めます。手順は……

  1. レース検索で、「6〜12月」・「ダート」・「3歳上」・「準OP、OP特別、G3、G2、G1」・「1着〜2着」の条件で検索。
  2. レース一覧が表示されたら世代タブをクリック。「現4歳」のトコを右クリックして[該当データの一覧]を選択。
  3. これで、3歳時に準OP以上のレースで連対した馬の一覧が「レース一覧画面」に表示される。で、メニューの[表示]から[前後の特定期間のレースの一覧]→[本レースより前の全レース]を選択。
  4. 準OP以上のレースで連対した3歳馬の軌跡(戦歴)が表示されたら、春先のレースの中から「準OP以上の条件で連対した馬が複数出走していたレース」を探す。
  5. 見つかったら、そのレースで「DA」も「DB」も付いていない出走馬の中から好内容だった馬で、なおかつ下級条件に残っている馬に、チェック印「DC」を付ける。
  6. 手順1の「3歳時に準OP以上の条件で連対した馬」を抽出する作業と同じ手順で、「3歳時に1000万を勝った馬」も拾い、手順3以降の作業を行なう。

 とまあ、だいたいこんな手順です。

 「DA・DB」はもう、年が明ける頃には自分のクラスに収まっています。これでは冬の砂戦を戦うための弾が足りないんで、下の条件に残っている明け4歳馬を拾っておきたいという意図です。

 この手順で見つかった「後付け高レベルレース」の中から、ポインセチア賞(阪神ダ1200)のお話を。1000万の安定株ビッグシャークや、秋にさっさと1000万を勝ち上がったマルトク、名古屋GPを勝ったワイルドソルジャーなどが出ていたレースなのですが、このレースで好位付けから失速したのが、日曜付で書いたエイシンブカン。父フレンチデピュティなので、力の要る中距離なら500万卒業も時間の問題と見ていますがさて。